明日の経営と暮らしに役立つ農業共済新聞
2025年10月1週号(2025.10.2更新)
米の生産コスト低減 選択肢広げ水田守る(1面)
〈写真:可変追肥などに使うドローンの前で従業員と話す池田大志代表(左)〉
佐賀市の株式会社イケマコ(水稲など37.5ヘクタール)は、主食用米の生産コスト低減に向けた実証事業に参画し、直播栽培やロボット農機などの活用に取り組む。「経営の選択肢を広げ、地域の水田を将来に残したい」と池田大志代表(49)。主食用米60キロ当たり生産コスト9544円(慣行比14%減)を目標に、輸出拡大にも対応した生産体系の構築を図る。