「計画が大きく狂った。大打撃だ」と「トマトの村」(高知市春野町西畑)の野村妙子代表(48)は肩を落とす。台風12号の接近に伴う前線の停滞で8月1日から続いた大雨により、近くの用水路があふれ、40アールのハウス2棟と23アールのハウスが浸水被害を受けた。NOSAI高知(高知県農業共済組合、松田達夫組合長)は、被害発生直後から現地確認、損害評価を実施してきた。早期の共済金支払いに向け、全力を挙げる。
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〈写真:浸水被害を受けたハウスのマルチや設備を撤去する「トマトの村」の従業員。「暑い中、精神的にもつらい作業です」〉