口蹄疫の発生とNOSAIの対応等について

 宮崎県における口蹄疫の発生については、既に報道されておりますとおり、7月27日、移動制限・搬出制限区域が解除されました。
 この間、NOSAI団体では、宮崎県内のNOSAI獣医師、連合会および組合職員が全力を挙げて防疫活動などに協力しており、全国的にも、現地対策本部からの要請を受け、主な連合会等の協力を得て全国のNOSAI獣医師を派遣し、その活動は高く評価されています。また、被災農家支援のため、義援金募集活動にも取り組んできました。
 家畜共済としては、更新時期を迎えている農家(組合員)についての共済掛金の納入猶予期間の延長や、共済掛金を分納している農家(組合員)の掛金の支払いの猶予についての特例的な扱い、さらに、殺処分した一部の農家(組合員)には、既に共済金(概算額)をお支払いしました。


NOSAI団体の主な取り組み

1.宮崎県内のNOSAI職員の動員状況(4月29日〜6月30日の延べ人数)
 (1)殺処分、ワクチン接種等に従事した獣医師:延べ803名
 (2)消毒等の活動に従事した職員:延べ800名

2.全国のNOSAI組織からの獣医師の派遣(6月4日〜30日)

6月 4日〜10日 10名
6月11日〜20日 10名
6月14日〜20日 9名
6月16日〜22日 3名
6月16日〜24日 5名
6月17日〜23日 1名
6月17日〜25日 1名
6月22日〜28日 3名
6月22日〜30日 3名
6月26日〜30日 11名

3.全国のNOSAI団体からの義援金
  6月14日、全国のNOSAI団体役職員からの1,440万円余を宮崎県知事に手交。
  今後も被災農家の経営再建等、課題は山積しており、引き続き皆様の御支援・御協力をお願いいたします。


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