愛媛県西予市 河野昌博さん
水田15ヘクタールで水稲・小麦・大麦・大豆を輪作する愛媛県西予市の河野昌博さん(47)は、4ヘクタール栽培する小麦「チクゴイズミ」で初期生育の確保に努め、地域平均(10アール当たり420キロ前後)よりも高い収量を狙う。鶏ふんを活用して肥料代を抑えつつ、茎数や葉色などに応じて麦踏み2~3回や硫安追肥1~2回などを徹底する。1人で計25ヘクタールを管理できる体制を目指しており、作業ごとに計4台のトラクターを使い分けて効率化につなげる。
(6面・営農技術・資材)
〈写真:葉色計で小麦の葉を計測する河野昌博さん〉