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"お試し"で間口広げる 1日農業バイトアプリで人材確保(1面)【2025年2月3週号】

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 山形県では自治体やJAなどが連携し、バイトアプリを介して数時間から1日単位の人手確保を推進する「やまがた農業ぷちワーク」を展開する。2024年度4~9月の求人・求職の成立人数が延べ1万4632人と、前年同期比1.4倍に急拡大している。天候や作業量に応じた流動的な募集が可能になり、農業経験が少ない若手や子育て世帯などにも募集の間口が広がって正規採用につながる例も出てきた。働く側が各農場を評価できる仕組みがあり、継続的な人手確保に向け、職場環境や作業説明など受け入れ体制の改善を促す。

(1面)

〈写真:スマホで「デイワーク」を操作する小林さん〉