農林水産省は10日、「茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針」の見直しに向けた有識者会議を開き、3月末に策定する新たな方針の骨子案を示した。茶の輸出額が過去最高を更新するなど拡大する海外需要への対応を重視し、取引単価の高い抹茶の原料となるてん茶への茶種や有機栽培への転換、生産性の向上などを推進する方針を打ち出した。生産者が減少する中で需要に応じた茶生産の維持を図り、茶園の集積・集約化や基盤整備、茶樹の改植やスマート農業技術の開発・導入などを進める。
(2面・総合)
農林水産省は10日、「茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針」の見直しに向けた有識者会議を開き、3月末に策定する新たな方針の骨子案を示した。茶の輸出額が過去最高を更新するなど拡大する海外需要への対応を重視し、取引単価の高い抹茶の原料となるてん茶への茶種や有機栽培への転換、生産性の向上などを推進する方針を打ち出した。生産者が減少する中で需要に応じた茶生産の維持を図り、茶園の集積・集約化や基盤整備、茶樹の改植やスマート農業技術の開発・導入などを進める。