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おにぎりのキッチンカー 「温泉入浴米」消費拡大へ【山形県・2月3週号】

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 【山形支局】村山市田沢の株式会社久里栄人(くりえいと)(従業員3人、スイカ1.7ヘクタール、サトイモ50アール、サツマイモ10アール)では「温泉入浴米」の消費拡大と冬季の収入を得るため、おにぎり販売をメインとしたキッチンカー事業を展開している。
 温泉入浴米とは温泉の源泉を利用して種もみの温湯処理を施して栽培された米。2024年2月1日に設立された同社は、同月27日に温泉入浴米のおにぎりを提供するキッチンカー事業を開始した。主に県内のイベントに出店する。
 おにぎりのメニューはサケや梅、ゆで卵、肉巻きおにぎりなど。価格は220~450円で、多い時は1日で7升(約12.6キロ)分を握ったこともあるという。

〈写真:購入者におにぎりを手渡す赤松和彦代表(55)〉