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都市養蜂 授業で体験【広島県・2月2週号】

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 【広島支局】県立世羅高等学校(世羅町)農業経営科の3年生が、授業の一環で、広島市の中心部にある平和大通りで都市養蜂に取り組む。
 都市養蜂とは、都市部のビルの屋上などでミツバチを飼育し、蜂蜜を採取する取り組みのこと。
 同高校は、周辺地域の活性化や街路樹の保護を目指す地域住民らのグループから依頼を受け、2023年度に活動を始めた。
 24年度は3年生6人が同年5月から6月の間、大通り沿いにあるビルの屋上に巣箱を四つ設置。通りにはクロガネモチなど蜜を多く含む街路樹が立ち並び、2カ月間で150キロを超える蜂蜜を採取した。

〈写真:作業をする生徒。坂村拓実さん(18)と作田彪(さくだひょう)さん(18)は防護服について「着ると暑くて大変」と話す〉