地域ぐるみで有機農業を推進する「オーガニックビレッジ」に取り組む市町村が増えている。農林水産省によると、これまで45道府県131市町村(昨年12月27日現在)が取り組みをスタート。11月15日までに88市町村が実施計画を策定して実行に移すオーガニックビレッジ宣言を行っている。16日に開かれた「オーガニックビレッジ全国集会」では、一層の有機農業推進に向け、自治体や流通事業者などによる先進事例が報告された。2025年に100市町村とした目標を前倒しで達成し、30年までに200市町村の創出を目指す。オーガニックビレッジの現状、有機農業を巡る情勢などをまとめた。
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