【山形支局】東根市関山でサクランボ30アールを栽培する大江松男さん(70)。大江さんは果樹園地に設置するヨシ巣の掃除器具を自作・活用して、マメコバチの安定確保に努めている。
この器具はプラスチック製の持ち手に、先端にかき出し部分を取り付けた金属製の棒を取り付けたもの。金属部分をヨシに差し込み、先端で中をかき出すことで掃除する。先端部分は円型とT字型の2種類を制作した。円型は主に収穫したヨシを初めて設置する時に、T字型はその年に使用したヨシ巣の掃除用として使う。
〈写真:ヨシ掃除器具として円型(奥)とT字型を制作した〉