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観光でもり立てる 米農家たちで果樹園を継承(5面・新年号企画)【2025年1月1週号】

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 新潟県十日町市の水沢地域では、若手米農家3人が株式会社のうランドを立ち上げ、水稲生産に加え、クリやサルナシなど観光果樹園を運営して収穫時期の1カ月間に2000人以上が訪れる。宮澤健太郎代表(47)は「体験や観光を通じて、農業のテーマパークのような、人が集う場にしていきたい」と話す。高齢化で管理できなくなっていた果樹園を、直売所や加工事業とともに継承し、事業の多角化や冬の収益確保に務め、地域農業をもり立てている。

(5面・新年号企画)

〈写真:サルナシの加工品を手に宮澤代表。オンラインでも販売する〉