平均糖度14.5度以上という高知県香南市夜須町の地域ブランド「夜須のエメラルドメロン」。生産者の伊野洋介さん(43)は施設メロンを6棟(計70アール)で栽培する。ブランドの特徴である防根透水シートを使った隔離栽培と有機物を主体とした土づくりで、メロンの生育に即した繊細な施肥・灌水〈かんすい〉を行い、ブランドの特徴である品質確保と安定生産を図る。土壌診断の結果を基にハウスごとに施肥の量や成分を調整、葉のしおれや培地の湿り気、根の発達など生育状態を観察し、最適な環境制御などを実践している。
(7面・営農技術・資材)