黒毛和種の繁殖牛54頭と肥育牛10頭を飼養する京都府京丹後市丹後町の株式会社いちがお畜産は、自給飼料生産と放牧を組み合わせ、低コストで効率的な経営を追求している。発酵粗飼料(WCS)用稲や牧草を生産し、粗飼料は約4割を自給する。飼養管理と飼料生産は、代表の大江良樹さん(67)と後継者の健人さん(41)が主に担う。和子牛価格の低迷など厳しい環境下ながら、耕種農家の協力も得て経営発展を目指している。
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〈写真:新築した牛舎で餌寄せをする健人さん〉
黒毛和種の繁殖牛54頭と肥育牛10頭を飼養する京都府京丹後市丹後町の株式会社いちがお畜産は、自給飼料生産と放牧を組み合わせ、低コストで効率的な経営を追求している。発酵粗飼料(WCS)用稲や牧草を生産し、粗飼料は約4割を自給する。飼養管理と飼料生産は、代表の大江良樹さん(67)と後継者の健人さん(41)が主に担う。和子牛価格の低迷など厳しい環境下ながら、耕種農家の協力も得て経営発展を目指している。