農林水産省は17日、農村RMO推進研究会を開催。「伴走支援の効果的な仕組み方」をテーマに、地域に根付いた農村型地域運営組織(農村RMO)の立ち上げや活動を支援する体制づくりの課題などを意見交換した。地域協議会や行政、支援団体など関係機関の役割の明確化と連携強化の重要性が提起され、地域に入り込む伴走支援者など人材の育成・確保や、活動状況に応じた継続的な支援を求める発言が挙がった。過疎化・高齢化が急速に進む地域で、コミュニティーの維持・活性化に農村RMOが果たす役割は大きい。地域の実情に応じて期待される機能を発揮できる環境整備へ支援の充実・強化が求められる。
(2面・総合)