岐阜県農業技術センターでは、イチゴを加害するヒラズハナアザミウマに対し、施設内への侵入を半数以下に抑える物理的防除法を開発した。1ミリ目合いの白色防虫ネットを施設の側面に張り、施設から1メートル離れた外周に高さ80センチの黒色遮光資材を柵状に設置。施設と柵の間に黒色防草シートを敷く。無設置と比べて花への寄生頭数を約4分の1に抑えて被害果が減少。春の出荷期間が長くなり所得向上につながると期待される。
(7面・営農技術・資材)
岐阜県農業技術センターでは、イチゴを加害するヒラズハナアザミウマに対し、施設内への侵入を半数以下に抑える物理的防除法を開発した。1ミリ目合いの白色防虫ネットを施設の側面に張り、施設から1メートル離れた外周に高さ80センチの黒色遮光資材を柵状に設置。施設と柵の間に黒色防草シートを敷く。無設置と比べて花への寄生頭数を約4分の1に抑えて被害果が減少。春の出荷期間が長くなり所得向上につながると期待される。