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収入保険加入を安心材料に発展へ 干し柿の輸出計画も(3面・収入保険)【2024年8月1週号】

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 「今年はカメムシの発生が多い。対策を徹底して高品質な柿を収穫したい」と話すのは、柿専門で「西条柿」を中心に経営する柿壺株式会社(島根県出雲市平田地区)の小松正嗣代表(43)。耕作放棄された園地も積極的に受け入れて現在11ヘクタールまで規模を拡大し、産地の維持・振興に力を注ぐ。干し柿の加工・販売にも取り組み、今年は香港への輸出も計画する。自然災害や病害虫などリスクの高まりに対しては、収入保険への加入で備え、一層の経営発展を目指す。

(3面・収入保険)

〈写真:果実の生育を確認する小松代表〉