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キジ肉/地元農家とブランド化【高知県・7月4週号】

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 【高知支局】いの町本川地区の「本川手箱きじ生産企業組合」ではキジ約4500羽を飼育し、肉の生産から加工販売まで一括して行う。山本周児組合理事長(65)が地元生産者と協力してブランド化した「手箱きじ」を県内外の飲食店に商品として出荷するほか、公式サイトでも販売する。
 飼育ではストレスを与えないよう、けんかでけがをしたキジを隔離したり、止まり木を設置して逃げ場所を確保したりするなどの環境をつくり上げる。
 飼養管理では飼料に重点を置く。配合飼料に加え、農薬の不使用や抑制で栽培した地場産のキュウリやブドウなど野菜と果物を給与。消費者から「臭みがなく、食べやすい」と評価が高い。
 「キジ肉は単価が高く、冬の鍋物の印象が強いため、夏の売れ行きが低下する点が課題」と飼育を担当する川村英一さん(52)。「夏向けの新商品も開発して、キジ肉を味わってほしい」と話す。

〈写真:「広いキジ舎に放し飼いで伸び伸びと育っている」とひなを抱く川村さん〉