【北海道支局】美瑛町の女性農家グループ「Hana la mom(ハナラーマム)」は、自分たちの畑で取れた野菜や果実を使った手作りジャム「魔女の果実ジャム」を販売している。
代表を務める鹿島春美さん(58)は「規格外の野菜を見てもったいないと思い、ジャムに生まれ変わらせようと考えたことが始まりでした。最初は1人で活動していましたが、趣味のフラダンスを通じて、現在のメンバーがそろいました」と振り返る。
ジャム作りは農作業の合間に行っていて、鹿島さんは「活動がずっと続けられているのは、楽しいからというのはもちろんのこと、何より家族の理解があるおかげですね」と話す。
交流サイト(SNS)を活用した情報発信も積極的に行っていて、広報を担当する喜多昌代さん(60)は「ジャムを買ってくれた人から『おいしかった』とメッセージをもらえたときは、とてもうれしかったです」と話す。
〈写真:「たくさんの人に助けられながら、楽しく活動しています」と話す鹿島さん(右)と喜多さん〉