長野県野菜花き試験場は、湿害が発生しやすい水田転換畑でブロッコリーを安定生産する表面排水対策として「平高うねマルチ栽培」を提案している。高さ25センチの平高うねとマルチ被覆を組み合わせた栽培法で、作土層が拡大し、マルチ内の土壌水分が低く推移することから湿害低減に有効だ。実証に協力した生産者からは「排水効果がはっきり表れ、収穫物が確保できる」と評価を得ている。
(7面・営農技術・資材)
長野県野菜花き試験場は、湿害が発生しやすい水田転換畑でブロッコリーを安定生産する表面排水対策として「平高うねマルチ栽培」を提案している。高さ25センチの平高うねとマルチ被覆を組み合わせた栽培法で、作土層が拡大し、マルチ内の土壌水分が低く推移することから湿害低減に有効だ。実証に協力した生産者からは「排水効果がはっきり表れ、収穫物が確保できる」と評価を得ている。