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ドローン農薬散布/複数で長時間作業目指す【福井県・6月3週号】

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 【福井支局】福井県工業技術センター(福井市)では、複数のドローン(小型無人機)を使った農薬散布システムの開発に注力しており、2022年4月から、バッテリーの容量や散布量の課題解決に向けた農薬散布システムの開発に取り組んでいる。
 同センターが開発中のシステムは、散布用の先頭ドローンと散布を補助する後続ドローンで作業を行う。先頭ドローンに、地上に設置したタンクから送液ホースで散布液剤が送られるほか、地上の大容量バッテリーから送電ケーブルで給電を行うことで、広範囲に長時間の散布が可能となる。

〈写真:ドローン3機での散布システム実証試験(写真提供=福井県工業技術センター)〉