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人材育て産地を守る ブドウ栽培技術を見える化(1面)【2024年5月4週号】

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 「新規就農者の育成、定着には、効率的に技術を習得する仕組みが必要」と話すのは、山梨県韮崎市でブドウ2.5ヘクタールを栽培する株式会社クピド・ファームの岩下忠士会長(75)。独立就農希望者を受け入れ、ドローン(小型無人機)による空撮画像を活用した剪定〈せんてい〉や、スマートフォンのアプリによる摘粒のサポートなどITで早期の技術習得を後押しする。地域の農家との間に入って、農地の確保にも協力。ブドウ産地の維持・振興に力を注ぐ。

(1面)

〈写真:独立を目指す古屋さんを指導する岩下会長(左)〉