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夏秋トマトの裂果低減 強日射時に自動遮光(7面・営農技術・資材)【2024年5月4週号】

 岐阜県中山間農業研究所では、夏季の強い日射で発生する夏秋トマトの裂果を減らす自動遮光システムを開発した。熱中症の暑さ指数測定に使われる黒球を利用し、温度センサーが反応して黒球内温度が43度以上になると巻き上げ機が動作。雨よけパイプハウスのクロス補強上の遮光資材が自動的に閉まる仕組み。梅雨明け後の午後に稼働させるだけで可販収量が増加し、10アール当たり約80万円の導入経費(耐用年数7年)を上回る増益が期待できるとしている。

(7面・営農技術・資材)