農林水産省が15日に発表した病害虫発生予報第2号では、果樹カメムシ類が関東・東海・近畿・中国・四国・九州の一部地域で多くなると予想した。13日までに18府県から注意報が発出されている。暖冬による成虫の越冬量増加などを背景に、調査で記録的な誘殺数となる県もあり、園地への侵入も例年より早い時期に確認される傾向にある。防除所や普及機関などでは、園地の見回りによる早期の飛来確認と、適時適切な薬剤散布、多目的防災網による侵入防止などを呼びかけている。
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農林水産省が15日に発表した病害虫発生予報第2号では、果樹カメムシ類が関東・東海・近畿・中国・四国・九州の一部地域で多くなると予想した。13日までに18府県から注意報が発出されている。暖冬による成虫の越冬量増加などを背景に、調査で記録的な誘殺数となる県もあり、園地への侵入も例年より早い時期に確認される傾向にある。防除所や普及機関などでは、園地の見回りによる早期の飛来確認と、適時適切な薬剤散布、多目的防災網による侵入防止などを呼びかけている。