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琴ケ浜に流れ着く海藻を肥料に活用【島根県・3月4週号】

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 【島根支局】大田市仁摩町馬路地区で介護事業などに取り組む任意団体「てごしようかい馬路」は、海藻を肥料に使ったアイスプラントを「さぶろべぇ」と名付け、2020年から40個のプランターで栽培する。
 同地区には、鳴き砂で知られ天然記念物に指定された「琴ケ浜」がある。砂浜には多くの海藻が流れ着くが、処分するための施設がない。そこで、観光地でもある砂浜の美化のために、流れ着いた海藻の有効活用を考え、水や土中の塩分を吸い上げるアイスプラントに着目した。

〈写真:「海藻は洗わずに天日で干し、土と混ぜ合わせて肥料を作ります」と話すメンバー〉