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シカ・イノシシ被害が激減 柵の管理に全世帯が参加(9面・営農技術・資材)【2024年3月1週号】

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 三重県伊賀市の比自岐〈ひじき〉地区獣害対策協議会では、3集落の全世帯が全長約18キロの侵入防止柵の点検と補修作業を担う。シカやイノシシなど獣害の被害金額が約14万1千円(2022年度)と10年前の約650万円から激減した。捕獲にも力を入れ、遠隔操作システムを活用したシカ用の大型捕獲おり2台を導入。出没状況を確認して餌を置く位置と量を決め、当番制で給餌し、効率を高めている。

(9面・営農技術・資材)

〈写真:目隠しのために設置した防草シートを手に森本さん〉