【福島支局】須賀川市で水稲10ヘクタールを作付ける根本吉則さん(42)は、もみ殻運搬の労力を軽減するため、キッチンカーをトレーラーに改造した。
キッチンカーはリサイクル店で購入し、配線などの作業は同店に依頼。投入口や通気口の設置、けん引部分は根本さんが自ら行った。改造に3カ月半かかったが、製作費は全体で10万円ほどで済んだ。
従来使用していたトレーラーよりも高さと長さがあり、多くのもみ殻を積載できる。積載量は3倍になり、側面と後ろ2カ所から下ろせるため、もみ殻の排出時間は今までの3分の1まで短縮できたという。
〈写真:「もみ殻の投入口にはプラスチックのマンホールを使用した」と根本さん〉