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特産「徳地やまのいも」に情熱【山口県・2月4週号】

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 【山口支局】「ヤマノイモ栽培は、掘ってみるまで形が分からないので、苦労はしますが、楽しみでもあります」と話すのは、山口市徳地の徳地やまのいも生産組合の組合長・伊藤三枝子さん(75)。
 伊藤さんは約11アールで「徳地やまのいも」を栽培する。「4月中旬から5月末に種イモを植えますが、昨年は雨の日が少なく、水分を好むヤマノイモの栽培管理には苦労しました」と振り返る。
 「自分のペースで収穫できるのが栽培の魅力」と伊藤さん。出荷時期は11月から3月までと長く、傷付けないように手作業で1個ずつ丁寧に掘っていく。

〈写真:「ヤマノイモは首が短く、ひげ根が少なく、表面が波状になっているのが特徴」と伊藤さん〉