農研機構はこのほど、水稲の良食味多収品種「にじのきらめき」を用いて、収穫後のひこばえを栽培・収穫する再生二期作の技術を開発。福岡県内の試験圃場で、2回の収穫の合計で10アール当たり約950キロが得られたと発表した。苗を4月に移植し、1回目は地際から40センチと高い位置で刈り取り、切り株に蓄積されたでんぷんや糖などを利用すると再生が旺盛になる。大幅なコスト削減が求められる輸出用米や業務用米生産への利用が期待されている。
(7面・営農技術・資材)
農研機構はこのほど、水稲の良食味多収品種「にじのきらめき」を用いて、収穫後のひこばえを栽培・収穫する再生二期作の技術を開発。福岡県内の試験圃場で、2回の収穫の合計で10アール当たり約950キロが得られたと発表した。苗を4月に移植し、1回目は地際から40センチと高い位置で刈り取り、切り株に蓄積されたでんぷんや糖などを利用すると再生が旺盛になる。大幅なコスト削減が求められる輸出用米や業務用米生産への利用が期待されている。