ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

水稲「にじのきらめき」で再生二期作(7面・営農技術・資材)【2023年11月2週号】

 農研機構はこのほど、水稲の良食味多収品種「にじのきらめき」を用いて、収穫後のひこばえを栽培・収穫する再生二期作の技術を開発。福岡県内の試験圃場で、2回の収穫の合計で10アール当たり約950キロが得られたと発表した。苗を4月に移植し、1回目は地際から40センチと高い位置で刈り取り、切り株に蓄積されたでんぷんや糖などを利用すると再生が旺盛になる。大幅なコスト削減が求められる輸出用米や業務用米生産への利用が期待されている。

(7面・営農技術・資材)