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管内21校に無償配布 給食がない高校生に牛乳を届けよう!【11月4週号 北海道】

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 【北海道支局】JA新はこだて酪農生産部会(金子新市部会長=57歳、会員170人)はこのほど「高校生に牛乳を届けよう!」と銘打った牛乳消費拡大企画を実施。渡島・檜山管内21の高校を対象に200ミリリットルの牛乳約6700個を無償配布した。牛乳は小学校から中学校までは学校給食で提供されるが、高校生になると給食がなくなり、飲む機会が少なくなっているため企画されたもの。同部会の各支部会では、これまでも町村単位や病院などに牛乳の無償配布を実施していたが、今回は配布範囲を拡大した。牛乳の無償配布は2023年2月に2校で先行して実施。10月23~26日の期間で19校へ配布を終えた。北海道函館西高校(古御堂徹校長)では、10月26日の昼休みに金子部会長が「牛乳は体に良いので、たくさん飲んでください」とあいさつし、各クラスの代表に教員分も含め合計757パックを手渡した。同校1年の渋谷涼太さんは「牛乳は今でもたくさん飲んでいます。今日の牛乳は生産する酪農家の方から直接話を聞いた後に飲んだので、いつも以上においしいです」と元気に話す。

〈写真:金子部会長(左)から牛乳を受け取る北海道函館西高校の代表生徒〉