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有機安納芋の一大産地を目指す(1面)【2023年10月3週号】

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 「有機安納芋といえば五島といわれる産地を目指している」と話すのは、長崎県五島市三井楽町の株式会社アグリ・コーポレーション代表の佐藤義貴さん(42)。五島列島の福江島にIターンで新規就農し、有機サツマイモ23ヘクタールを栽培する。青果はスーパーや生協など50社と取引。規格外品は自社の有機JAS認定工場でペーストやパウダーに加工する。耕作放棄地も開墾して規模拡大してきた。さらなる生産拡大を目指し、近隣の農業法人4社と五島甘藷研究会を組織。2030年に有機安納芋の生産量4千トンを目指している。

(1面)

〈写真:有機安納芋を収穫する佐藤さん(手前)〉