近年の異常気象による大雨や干ばつ、猛暑などの被害が続く中、NOSAI新潟(新潟県農業共済組合)の管内では、損害評価員が稲作の適正な被害状況の把握などに協力し、水稲共済制度を支える。昨年は、関川村などで大規模な豪雨災害が発生し、近隣地域も含めて連携した班を編成。被害申告があった圃場で収量調査(検見)や抜取調査(実測)といった作業を分担して、円滑で適正な損害評価につなげている。
(3面・NOSAI)
〈写真上:「収穫直前まで地域内の生育を注視している」と大島さん(左)。NOSAI職員に生育状況を説明する〉
〈写真下:近隣の水田で復旧状況を見る稲家さん。「大きな災害が頻発するようになった」と話す〉