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イアコーン 野菜と輸作で耕畜双方に利点(7面・営農技術・資材)【2023年8月3週号】

 岡山県笠岡市の笠岡湾干拓地で、国産の濃厚飼料として耕畜連携で生産するイアコーン(トウモロコシの雌穂〈しすい〉)の収穫が7月下旬に行われ、近隣の生産者や県の担当者などが見学した。黄熟期の7月下旬~8月上旬に収穫でき、作業時間は10アール当たり10~15分程度と短い。イアコーンはサイレージにして酪農家が利用。一方、収穫残さの茎葉はロータリーすき込みで1カ月程度で分解し、野菜農家がキャベツなどを栽培する緑肥にする。効率的な輪作体系として普及が期待される。

(7面・営農技術・資材)