主食用米の需要減少に歯止めがかからない中、日本の米政策と水田営農はターニング・ポイントを迎えている。穀物の国際相場高騰や水田の維持・活用にかかる財政負担などを背景に、政府は飼料用米など戦略作物の生産を支援する水田活用の直接支払交付金を見直し、輸入に依存する麦・大豆や飼料作物などの本作化・定着化に向けて水田の畑地化を推進する方針を示す。米をめぐる現状や課題を各種資料などを基に解説する。
(4面・読み解く)
主食用米の需要減少に歯止めがかからない中、日本の米政策と水田営農はターニング・ポイントを迎えている。穀物の国際相場高騰や水田の維持・活用にかかる財政負担などを背景に、政府は飼料用米など戦略作物の生産を支援する水田活用の直接支払交付金を見直し、輸入に依存する麦・大豆や飼料作物などの本作化・定着化に向けて水田の畑地化を推進する方針を示す。米をめぐる現状や課題を各種資料などを基に解説する。