茨城県は先ごろ、国内初となる自走式のクリ収穫機の実演会を開いた。農機具メーカーの株式会社オーレック(本社:福岡県広川町)と共同開発した。いがの収穫率はほぼ100%、実だけでは70~80%。トングを使った従来の手収穫と比較すると作業時間をほぼ3分の1に短縮できる。クリ栽培では作業の半分近くを収穫が占めており、大幅な省力化によって規模拡大や新たな担い手の確保などにつながると期待されている。
(9面・営農技術・資材)
〈写真:試験圃場を進むクリ収穫機〉
茨城県は先ごろ、国内初となる自走式のクリ収穫機の実演会を開いた。農機具メーカーの株式会社オーレック(本社:福岡県広川町)と共同開発した。いがの収穫率はほぼ100%、実だけでは70~80%。トングを使った従来の手収穫と比較すると作業時間をほぼ3分の1に短縮できる。クリ栽培では作業の半分近くを収穫が占めており、大幅な省力化によって規模拡大や新たな担い手の確保などにつながると期待されている。