米粉用米の需要が拡大している。農林水産省によると、2022年度の需要量は前年度比4千トン増の4万5千トンとなる見込み。ウクライナ情勢などによる国際的な小麦価格の高騰を背景に、国産米粉に代替する動きがあるためだ。23年産生産量も22年産と同程度の増産傾向が継続し、4万8千トンと見通している。同省は、パンや麺用の米粉専用品種の生産を支援するほか、拡大する世界のグルテンフリー市場に向けたノングルテン認証など輸出にも力を入れ、30年度の生産量を13万トンとする目標を掲げている。
(7面・流通)
米粉用米の需要が拡大している。農林水産省によると、2022年度の需要量は前年度比4千トン増の4万5千トンとなる見込み。ウクライナ情勢などによる国際的な小麦価格の高騰を背景に、国産米粉に代替する動きがあるためだ。23年産生産量も22年産と同程度の増産傾向が継続し、4万8千トンと見通している。同省は、パンや麺用の米粉専用品種の生産を支援するほか、拡大する世界のグルテンフリー市場に向けたノングルテン認証など輸出にも力を入れ、30年度の生産量を13万トンとする目標を掲げている。