ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

ヘアリーベッチ、カラシナ、ソルゴーなど緑肥フル活用 経費抑え地力向上 基肥や病害抑制 十分な分解期間で効果 ―― 吉川文さん(三重県鈴鹿市)(9面・営農技術・資材)【2023年3月2週号】

230316_6.jpg

 白ネギ50アールを中心に野菜を栽培する三重県鈴鹿市追分町の吉川文さん(45)は、ヘアリーベッチやカラシナなど緑肥作物を活用し、地力アップを図りながら肥料代・農薬代の削減につなげている。生育むらなどがみられる圃場ではソルゴーを播種し、深く根を張らせて耕盤を破砕。専用の機械を使わずに排水性を向上させている。吉川さんは「緑肥は次作を考えた適材適所の選択と、すき込みから分解まで十分な時間をとることが重要」とポイントを強調する。

(9面・営農技術・資材)

〈写真:カラシナが覆う圃場で吉川さん。「白ネギの病気抑制に効果的」と話す〉