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2023年1月の酪農家は1万1163戸 前年比6.8%減 離農拡大が浮き彫り(2面・総合)【2023年3月1週号】

 中央酪農会議(中酪)は2月28日、今年1月時点の全国の酪農家戸数が前年同月比6.8%減の1万1163戸となったと発表した。都府県は同8.5%減の6356戸、北海道は同4.4%減の4707戸となった。地域別では東海は11.1%減の529戸、近畿は10.4%減の311戸と減少幅が2桁を超えている。
 野村哲朗農相は2月24日の記者会見で、同調査の昨年12月時点の数値が全国では6.5%減少、都道府県では8.2%の減少だったと報告。「都府県では例年はおおむね5%の減少で推移していた。戸数の減少率が拡大し、離農が進んでいる」と述べ、首相から指示された飼料価格高騰などの激変緩和対策を3月上旬をめどにまとめる考えを示した。

(2面・総合)