都府県で国産濃厚飼料のイアコーン(トウモロコシの雌穂〈しすい〉)を露地野菜と輪作する実証試験が進んでいる。トウモロコシの茎葉を緑肥としてすき込み、野菜の土づくりに活用する。先ごろ農研機構が開いた農業技術革新・連携フォーラム分科会では、輪作しない場合と比べて、排水性の向上など土壌物理性の改善を確認。後作のキャベツで根域拡大が見られ、野菜単作と同等以上の収量が得られるなどの成果が報告された。
(9面・営農技術・資材)
都府県で国産濃厚飼料のイアコーン(トウモロコシの雌穂〈しすい〉)を露地野菜と輪作する実証試験が進んでいる。トウモロコシの茎葉を緑肥としてすき込み、野菜の土づくりに活用する。先ごろ農研機構が開いた農業技術革新・連携フォーラム分科会では、輪作しない場合と比べて、排水性の向上など土壌物理性の改善を確認。後作のキャベツで根域拡大が見られ、野菜単作と同等以上の収量が得られるなどの成果が報告された。