奈良県宇陀市榛原の木原利男さん(75)は、レタスの栽培終了後に、畝とマルチをそのまま使って早生エダマメを栽培する連続栽培を実践している。作目切り替え時の耕うんや畝立て、施肥などが省略できる。「作業が楽で、資材の節約にもなる。じいちゃん・ばあちゃんの農業に良く合う技術」と話す。奈良県農業研究開発センター大和野菜研究センターが技術開発し、中山間地域の小区画圃場を効率的に利用でき、省力・低コストに野菜の輪作に取り組める技術として普及している。
(9面・営農技術・資材)
〈写真:レタスを育苗する木原さん〉