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農研機構 軽トラ型の小型自動運搬トラック開発 中山間地でもスイスイ 農道環境認識するシステム搭載(9面・営農技術・資材)【2023年1月2週号】

 苗箱を積んだ無人の軽トラックが農道を進む。農研機構などは先ごろ、開発した小型自動運搬トラックを、埼玉県鴻巣市の農道で実演した。農場を再現した仮想空間上のデジタルマップに経路を事前設定し、全球測位衛星システム(GNSS)の位置情報に基づき走行。走行の開始・停止などは、遠隔監視システムと連携したタブレット端末などで遠隔操作する。車体には、路面を検出するカメラやレーザー光を応用したセンサーなどを設置し、GNSS信号の測位が不安定な中山間地などでも、継続した自動走行が可能という。さらに実証を進め、社会実装化を目指す。

(9面・営農技術・資材)