高温耐性を持つ多収・良食味米品種「にじのきらめき」の栽培が急拡大している。農研機構が育成し、2021年産の検査数量は8933トンと前年の14倍に増えた。食味は「コシヒカリ」と同等以上の評価で、10アール当たり120キロ多収、縞葉枯〈しまはがれ〉病抵抗性や耐倒伏性も備える。需要が拡大するパックご飯向けや輸出用などに期待される。同機構が東京都で8日に開いたセミナーでは、高品質・安定生産に、施肥の検討や収穫適期の見極めなどが求められるとした。
(9面・営農技術・資材)
高温耐性を持つ多収・良食味米品種「にじのきらめき」の栽培が急拡大している。農研機構が育成し、2021年産の検査数量は8933トンと前年の14倍に増えた。食味は「コシヒカリ」と同等以上の評価で、10アール当たり120キロ多収、縞葉枯〈しまはがれ〉病抵抗性や耐倒伏性も備える。需要が拡大するパックご飯向けや輸出用などに期待される。同機構が東京都で8日に開いたセミナーでは、高品質・安定生産に、施肥の検討や収穫適期の見極めなどが求められるとした。