「地域の農地を守ることが会社の理念」と話すのは、京都府福知山市で水稲や野菜などを栽培する株式会社味歩里(みぶり)の桐村正典代表(63)。多くの農地を受託する同社では、昨年12月26日から降り続いた大雪で、農業用ハウスが全壊するなどの被害に遭った。園芸施設共済の共済金などでハウスを再建し、経営維持を図っている。「今年も油断はできない」とハウスを補強し、冬に備える。
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〈写真上:九条ねぎのハウスで苗の生育を見る(株)味歩里〈みぶり〉の桐村正典代表〉
〈写真下:修繕したハウスの補強を示す(有)あっぷるふぁーむの中谷忠史常務。2本のパイプをX字型に取り付けた〉