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江戸東京野菜 もっともっと広めたい ―― 宮寺光政さん(東京都小平市)(5面・すまいる)【2022年8月2週号】

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 両端が丸みをおび、白みがかった黄緑色の「馬込半白キュウリ」と、小ぶりで厚皮の「寺島ナス」など、東京都小平市小川町の宮寺光政さん(72)の圃場(30アール)には、特徴的な野菜が実っている。野菜を生産する傍ら、江戸時代から栽培されてきた在来種「江戸東京野菜」を約10品目生産する。病害に弱いものの、防除回数は増やさず、手をかけた管理を実践。外食需要のある豊洲市場に出荷するほか、小平市内のJA系列の直売所にも出荷。認知度とファンの増加に向けて、地域の公民館で市民講座の講師を務めるなど精力的に活動し、魅力を広めている。

(5面・すまいる)

〈写真:馬込半白キュウリを収穫する宮寺さん〉