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野菜の土壌伝染性病害 発病リスクをAIが診断(7面・営農技術・資材)【2022年8月2週号】

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 農研機構などは、野菜生産で問題となる土壌伝染性病害10種=表参照=を対象に、圃場ごとの発病しやすさを人工知能(AI)で診断するアプリ「HeSo+(ヘソプラス)」を開発した。土壌の理化学性や栽培管理などの情報をスマートフォンやパソコンから入力すると、発病しやすさを診断し、その対策法が提示される仕組み。病害ごとのAIの正確度は73.6~86.5%だ。アプリは、HeSoDiM(ヘソディム)―AI普及推進協議会が4月から販売。土壌消毒剤の使用低減にもつながり、農業による環境負荷の低減を目指す「みどりの食料システム戦略」の実現に貢献すると期待されている。

(7面・営農技術・資材)

〈表:ヘソプラスで診断できる作物病害の種類〉