ピーマン4900本の定植を終えた露地とハウスの圃場を、農事組合法人HHA泉畑の戸來邦次代表(72)と研修生の米澤真弓さん(27)、小野寺貴大さん(28)が見回る。ハウスでは主枝の誘引具合などを確認。「主枝を誘引用のひもに巻き付けて上に伸ばそう」と、誘引方法をアドバイスした。同法人は、岩手県花巻市太田で水稲17ヘクタール、大豆16ヘクタール、ピーマン1ヘクタールなどを栽培する傍ら、新規就農希望者を受け入れている。岩手県農業公社は、「就農促進実践研修支援事業」で研修生の受け入れを支援しており、2020年度の事業開始から7人が独立就農した。
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〈写真:ピーマンの生育を見る戸來邦次代表(左)、研修生の米澤真弓さん(中央)、小野寺貴大さん〉