気象庁が先ごろ発表した7~9月の3カ月予報によると、全国的に平年よりも気温が高い見通しで、出穂期以降の高温に伴う水稲の高温障害に十分な警戒が必要だ。記録的な猛暑となった2010年産は、白未熟粒や胴割れ粒の発生が多く、全国の1等米比率が62%と大きく低下し、稲作経営に大打撃を与えた。今年産も品質低下が懸念される中、高温障害対策の要点を紹介する。
(7面・営農技術・資材)
気象庁が先ごろ発表した7~9月の3カ月予報によると、全国的に平年よりも気温が高い見通しで、出穂期以降の高温に伴う水稲の高温障害に十分な警戒が必要だ。記録的な猛暑となった2010年産は、白未熟粒や胴割れ粒の発生が多く、全国の1等米比率が62%と大きく低下し、稲作経営に大打撃を与えた。今年産も品質低下が懸念される中、高温障害対策の要点を紹介する。