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備えて安心「園芸施設共済」【7月1週号 鹿児島県】

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鹿児島県南九州市  馬場 寛秀さん(42)
 NOSAI職員の後押しがあり、父の代から園芸施設共済に加入しています。ピーマン専業のため、施設に何かあると経営が一挙に不安定になります。自然災害などに遭った際、保険に加入していると安心感が違いますね。2004年の台風が一番記憶にあります。台風が毎週来て、対策と収穫・植え付けの繰り返しでした。そんな折、作物に塩害が発生しました。心が折れかけましたが、NOSAI職員が被害調査に来てくれました。共済金を受け取り、作物は何とか回復し、経営を維持できました。保険は、万が一のときの積み立てのようなもの。19年に収入保険にも加入しました。加入後すぐに事故に遭うことはありませんが、長期的に見ると加入して良かったと思うことが多いです。保険は経営の必要経費の一部だと思っています。
 ▽ピーマン34アール、水稲18アール
 (鹿児島支局)

〈写真:「施肥設計に土壌診断サービスが役立っています」と馬場さん〉