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みどり戦略の推進で新法成立 環境負荷低減に優遇処置(2面・総合)【2022年5月1週号】

 農林水産業からの温室効果ガス排出を実質ゼロにする目標を掲げた「みどりの食料システム戦略」を進める新法が4月22日、参院本会議で全会一致で可決・成立した。農業者や団体が土作りや化学農薬・化学肥料の使用低減、温室効果ガスの排出量削減などに取り組む活動計画を都道府県・市町村が認定し、農業改良資金の償還期間の延長などの特例措置を講じるほか、特定区域でのスマート農業技術の活用、地域の農業者らの栽培管理協定に基づく有機農業の団地化を推進する。公布から6カ月以内に施行し、施行から5年をめどに見直す。

(2面・総合)