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米ぬかパンなど自社産米で加工品8種 採算の取れる稲作に 常温保存可能で販売しやすく ―― (株)高村農園(山口県岩国市)(4面・流通)【2022年4月4週号】

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 「米農家では採算が取れないともいわれるが、加工で付加価値を付けて収入を伸ばせている」と話すのは、山口県岩国市周東町で水稲8.2ヘクタールを栽培する株式会社高村農園の作田妙江代表(48)。米ぬかを使ったパンの一種・米ぬかカンパーニュなど常温で保存できる商品を中心に、8種の米加工品を製造・販売し、3年間で1.4倍に収入を伸ばす。商談会に積極的に出席して販路を広げ、塩米こうじなどは米国への輸出にも取り組む予定だ。

(4面・流通)

〈写真:塩米こうじをパック詰めする作田妙江代表〉