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冬の捕獲法「巻き狩り」 空撮で効率アップ(新潟県)(7面・営農技術・資材)【2022年4月3週号】

 新潟県は、野生鳥獣被害の防止対策として、猟友会による冬季の捕獲法「巻き狩り」に空撮用ドローン(小型無人機)を導入し、イノシシの位置や動きを把握した効率的な捕獲に取り組む。1~2月に行った9回の実証ではイノシシ12頭、シカ4頭を捕獲した。撮影データからイノシシの活動範囲を特定するほか、猟友会員の動きを記録し、巻き狩り技術の継承にも挑む。実証には、長岡技術科学大学や猟友会などと連携し、NOSAI新潟(新潟県農業共済組合)中越支所が参画し、支所が所有するドローンの操縦などを担当している。

(7面・営農技術・資材)